Exchange Server 2013のマルチテナント構成について

Exchange Server 2013のマルチテナント構成についての情報が以下で公開されています。

 

Exchange Server 2013 hosting solutions and guidance

マルチテナントというのは1つのExchange組織のなかに複数の独立したグループを作成し、それぞれが独立して管理されるようにする方法のことです。テナント1つが1組織。それが複数入ってくるような構成ですね。テナント同士はインフラは共有するものの、利用上は別テナントが存在していることが全く意識されないようになります。例えばOffice 365のExcahnge Server Onlineは典型的なマルチテナント構成です。

「別にホスティング業者じゃないからマルチテナント構成のやり方なんて知ってても意味ないでしょ?」という感想を持たれるかもしれませんが、実はちょっと大きな組織になってくるとグループ会社同士でお互いの存在をある部分隠したい、という要望はよく出てきます。アドレス帳を分離したい、予定表の共有はあそことあそこは許可するけど、あそこには許可したくない…。

基本的にExchange Serverはフォレストに対して1つの組織ということでずっとやってきているのでマルチテナント構成にはできない時代も長く、むりやりやろうと思うとかなり変態的な設定になり、副作用も大きく、そもそもできないことも多かったのですが、Microsoft自身がマルチテナント構成のサービスを提供するようにもなっており、最近はかなりきちんとマルチテナント構成が組めるようになってきているようです。

お客さんからちょっと特殊な要望が出てきた時には、マルチテナント構成にするような方法が適用できる事があるかもしれません。頭の片隅にとめておくと良いと思います。

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