Exchange Team BlogでExchange Server 2013のトランスポートサービスの構造と、トランスポートエージェントについての解説およびサンプルプログラムが公開されています。
トランスポートエージェントを書けばかなりのことがコントロールできるので、この拡張性の高さは魅力です。実質的にExchange Server 2010の時と同じことができるようですし、サンプルプログラムが公開されているのでかなりお手軽に実装できそうです。
ただし、どうしてもトランスポートエージェントを自作するとパフォーマンスの問題や「本当に全部のメールで大丈夫なのか」といった懸念が出てきてしまいその部分のテストをどのようにするか、ということが問題になってしまいます。私自身まだ確立したものは無いのですが、動作に関しては別途様々なパターン、文字コード、トランスファーエンコーディングのメールを送りつけてテストできるスクリプトを書いて問題の有無を確認するのが有効なように感じています。
ちょっと話題がそれてしまいましたが、トランスポートエージェントはある意味、お客の要望を叶える最後の砦ですので、しっかりと抑えておく必要があります。
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